ついに2017年シーズンのJリーグが開幕です!!
我らがベガルタ仙台は、ホームのユアテックスタジアム仙台でJ2チャンピオンとしてJ1に昇格してきたコンサドーレ札幌を迎え撃ちます。
僕自身、昨シーズンはあまりスタジアムに足を運べず状態だったので、今期の開幕戦はなんとしても見たい!といことで、ユアスタ行ってきました!
ベガルタ仙台のホームスタジアム、ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)について
ベガルタ仙台のホームスタジアムであるユアテックスタジアム仙台、通称「ユアスタ」は今更説明の必要はないんですが、今後仙台を訪れてサッカーの試合見ようか!という方のために簡単に説明しておきます。
ユアスタが出来たのは1997年6月、今年で20周年を迎えるスタジアムです。スタジアムが出来た当初は「仙台スタジアム」(通称:仙スタ)でしたが、仙台に本社を置く株式会社ユアテックがネーミングライツを取得し、2006年から「ユアテックスタジアム仙台」となりました。
(2017年開幕戦前に株式会社ユアテックに対してネーミングライツの永年貢献表彰が行われました)
収容人数は19,694人でサッカーの他、ラグビーの日本代表戦も行われたことがあります。
場所は仙台市泉区七北田(センダイシイズミクナナキタ)、仙台市の地下鉄南北線、泉中央駅のすぐそばにあります。ちなみに地下鉄南北線は地下鉄と言いながら途中から地下ではなく地上を走ります。なので泉中央駅に近づくと車窓からスタジアムが大きく見えて、ワクワク感が否が応でも盛り上がります。
ちなみに宮城県には、収容人数約50,000人で2002年のワールドカップ会場となった「宮城スタジアム」(ひとめぼれスタジアム宮城)があり、ベガルタ仙台の準ホームスタジアムとなっていますが、交通の便が悪いので、地下鉄を降りてすぐのユアスタのほうが圧倒的に便利です。
泉中央駅は北の終着駅になっていて、まわりにはデパートや飲食店などがたくさん?あります。もちろんスタジアムでも色んな食べ物が販売されてますが、デパ地下などでお弁当を買って早めにスタジアムに入って、という人もけっこういますよ!
ただし、車で行く場合は注意が必要です。ベガルタのホームゲームの時はよほど早く行かないと周りを含めて駐車場がいっぱいになります。
やはり地下鉄を利用するのが一番いいと思います。
ユアスタはデンカビックスワン、豊田、埼玉の各スタジアムとともに2016年のJリーグベストピッチ賞を受賞しています。
今日もきれいなピッチでしたよ!
さらに今年はスタジアム20周年を記念して無料のWi-Fiが設置されました。1回利用登録(もちろん無料)さえすれば、1年間はそのまま使えるようです。
どんな場所であれ、Wi-Fiが利用できるっていうのは有難いですよね。
その他にもバックスタンドの最前列の壁にLEDビジョン、バックスタンドを覆う屋根に向けてカラー投光器なども設置されます。
宮城スタジアムは陸上競技もできるようになっているので、陸上トラックの中にピッチがある状態なんですが、ユアスタはサッカー専用スタジアムなので、スタンドとピッチの距離がかなり近く、スタンドの前列であれば選手をまじかで見られる本当にいいスタジアムです。
ゲームを見に行くなら早めにスタジアムに入って、イベントを見たり選手の練習を見たりすると、なお楽しいと思いますよ!!
2017年の開幕戦の結果は・・・、見事、札幌を撃破!
ベガルタは昨シーズンまでの”4-4-2”から、今シーズンは”3-4-2-1(3-4-3)”のフォーメーションに変更しました。
渡辺監督としては、より強固な守備を構築したかったようです。このフォーメーションによって、
●中盤を厚くしてなるべく高い位置で相手ボールを奪取する。
●攻め込まれたら、3枚のバックライン+ウィングバックで5バックの形を作る。
これを狙っていると思われます。なんせ今シーズンから取り組むシステムなので、各ポジションの選手がどの程度連動性を持って動けるか、若干心配です。
開幕戦のスタメンは予想されていた通りの選手がならびました。
いよいよキックオフ!!
前半は何度か決定的なチャンスを作り出しましたが、得点に至りません。
その中でも法政大から新加入したルーキー、永戸君が光ってましたねー。かなりの割合で攻撃の起点になっていました。
自らもゴール前フリーでボールを受け、今期初得点はルーキーの永戸君か!と思わせるシーンもありましたが、力が入っちゃいましたね。
枠を大きく外して本人も頭をかかえてました。でも、試合を通していい動きでこの試合の一番の収穫だった気がします。今後も期待できそう!
同じく新加入(浦和からレンタル)の石原君もいい動きでした。それシュート打てねーかーっていうシーンもありましたが、やっぱりウマイって感じですね。
両チームとも何度か決定機は作るものの、0-0のまま前半を終えます。
後半に入ると、さすがに永戸君マークされだしましたね。前半ほどは自由にさせてもらえません。終盤になると2シャドーの一角、梁(リャン)君と右ウィングバックの菅井君に疲れが見えます。明らかに活動量が減りました。梁君は西村君と、菅井君は蜂須賀君と交代です。
膠着状態のまま時間が経過し、FC東京から完全移籍の平山君が投入されそうな雰囲気になった後半39分、三田君のシュートのこぼれ球に反応した石原君が、ついに札幌のゴールをこじ開けました!!
しかし、これで平山君のベガルタデビューはお預けになっちゃいましたー。(笑)
あとは、守備固めで柏からレンタル移籍の増嶋君が永戸君に替えて投入され、そのまま終了のホイッスルです!!
札幌撃破ーーーー!!!
ホーム開幕を勝利で飾れましたーーーー!!!
この試合の良かった点
何と言っても一番の収穫は、ルーキー永戸君です。引き気味の相手に対してはサイドからの攻撃がセオリーだと思いますが、その役目をよく果たしていました。今後も期待です!
僕はシーズンの中でも「1試合の重みが違う」ゲームってのはあると思っています。そのひとつがホーム開幕戦です。その試合でむりやりでも勝ちをもぎ取ったことが、何よりも嬉しいですね。
この試合で悪かった点
実は課題のほうが多く見つかった試合だったんじゃないかと思っています。
●効果的なボールがトップに入らない。(1トップ2シャドーの肝)
●バックラインからの素早いフィードが見られない。
●意味のないバックパス。
●速攻すべきところで、前線の選手の動き出しが遅い。
●決定的な場面で枠を外す。またはシュートではなくパスを選択してしまう。
ただ、早い段階で課題がはっきりすれば、それに向けた対処も早い段階から取り組めるというもの。シーズンは始まったばかりです。
上背のある平山君がトップに入り、石原君がシャドーっていうパターンも見てみたいですね。
次のホームゲームも重みが違う試合だぞ!
次のホームゲームは3月11日のヴィッセル神戸戦です。
そうです。『3.11』の試合がどんな意味を持つか、選手はわかっているはずです。
あの大震災から6年の月日が流れました。しかし、いまだ復興途上にあるわけです。その被災地をホームタウンとするチームが『3.11』の試合で何をしなければならないか。
ベガルタは希望の光でなければなりません。それが被災地をホームタウンとするチームに課せられた宿命です。
対戦相手のヴィッセル神戸がそうであったように。
この『3.11』の試合で、今シーズンの新生ベガルタの魂を見せてほしいと思います。
それを見に、それを応援しに、僕もスタジアムへ行きたいと思います!
最後におまけ。
スタジアムからの帰りに、こんなの売ってたんで買いました。美味かったですよー!
FLO・プレステージュ(仙台セルバ店)というお店のチーズタルトです。
少し小さめだけど、864円とお安い!家族4人で美味しく頂きました。
これってホームゲームの時だけ売ってるんだろうか?