帰ってきたタフネスケータイ!TORQUE(トルク)X01
auからガラホ新製品(2017年春モデル)として、京セラの高耐久性を誇るガラホ「TORQUE(トルク)X01」が2017年2月24日(金)に発売されました!
タフネスケータイといえば2012年まで提供していた(NEC)カシオ製の「G’zOne」シリーズが思い出されますね。タフネスケータイは、その”ごっつい”デザインや、海や山といったアウトドアシーンでの使用を想定した高耐久性で、けっこうな人気機種でした。今でもファンは多いんじゃないでしょうか?
「G’zOne」シリーズのケータイ(ガラケー)の製品としては2010年発売の「G’zOne TYPE-X」を最後にスマホへ受け継がますが、それも「G’zOne TYPE-L」を最後に、カシオが撤退。
その後、タフネスケータイの系譜を受け継いだのは京セラ製の「TORQUE」シリーズ(スマホ)でした。
「TORQUE」シリーズのタフネススマホの詳細はこちら
⇒auのTORQUE(トルク)タフネスシリーズがおもしろい!性能・価格まとめ。
その「TORQUE」シリーズからスマホではなくガラホの新製品、まさしく『タフネスケータイ』が発表されたのはちょっと驚きです。
京セラの「TORQUE」シリーズは元々、北米で展開されていたものを日本用にカスタマイズして販売したものでしたが、今回の「TORQUE X01」は日本国内向けに新規開発されたものとなっています。
それではまずスペックから見ていきましょう。
TORQUE(トルク)X01のスペック。GRATINA4G、AQUOS K-SHF33と比較。
カタログ上で見ると、auから発売されている他のガラホとほぼ同一のスペックとなっています。GRATINA4G、AQUOS K-SHF33と比較して見てみましょう!
※ 『←』は左と同じという意味。
製品 | TORQUE X01 | GRATINA4G | AQUOS K-SHF33 |
画面サイズ | 3.4インチ | ← | ← |
重量 | 182g | 130g | ← |
電池容量 | 1,500mAh | ← | 1,410mAh |
CPU | 1.1GHz MSM8909 クアッドコア |
← | 1.2GHz MSM8926 クアッドコア |
外部メモリ | 最大32GB microSDHC |
← | ← |
内蔵メモリ (ROM/RAM) |
8GB/1GB | ← | ← |
4G LTE対応 | 〇 | ← | ← |
wi-fi規格 | IEEE802.11b/g/n | ← | ← |
wi-fiテザリング | 〇(最大10台) | ← | ← |
Bluetooth | 〇 | ← | ← |
赤外線通信 | 〇 | ← | ← |
カメラ | 1,310万画素 | 800万画素 | 1,310万画素 |
テレビ | ワンセグ | ← | ← |
防犯 ブザー |
ブザー ホイッスル 応答ホイッスル クマ鈴 |
× | ← |
おサイフケータイ | 〇 | ← | ← |
防水 | IPX5/8 | ← | IPX5/IPX7 |
防塵 | IP6X | IP5X | ← |
これまで踏み込めなかったフィールドにチャレンジできる高耐久性!
米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)の18項目に準拠し、
・防水(風雨、浸漬、雨滴)
・防塵
・耐衝撃(落下、衝撃)
・温度耐久(高温動作/保管、低温動作/保管、温度衝撃)
・耐振動
・低圧対応(低圧動作/保管)
・防湿
・耐日射
・耐氷結(氷・低温雨/凍結-融解)
の各試験をクリアしている。ただし、耐海水仕様には非対応となる。
さらに京セラが独自に落下試験を追加しており、約1.8mから鉄板・コンクリートへの落下もクリア。これは通話中の男性の端末の高さを想定し、本体を閉じた状態だけでなく、開いた状態でも行ったとのこと。
なお、いずれの耐久試験も、日常生活における使用での耐衝撃性能を想定しているので、故意に投げつけたり、無理な落とし方をするなど、過度な衝撃を与えた場合は壊れることもあるとなっています。あたりまえです!(笑)
故障しないことを保証するものではなく、故障しにくい作りだっていうことを検証するものということですね。
専用のアプリや機能について
センサーアプリ「OUTDOOR PORTAL」、読み上げ通知機能
スマホ版のTORQUEシリーズでおなじみのセンサーアプリ「OUTDOOR PORTAL」がプリインストールされています。、天気、温度、コンパス、気圧・高度、気圧・天気予想、歩数、潮汐、魚の活性度の8種類の情報が確認できます。ウィジェットとして待受画面に表示させることも可能です。
また、あらかじめ設定しておくと、センサーアプリの情報を定刻に読み上げてくれる機能もあります。何かに夢中になっていると周りの状況を確認するのを忘れて危険な目に合うこともあるので、自動で通知してくれる機能はいいかもしれませんね。
グローブをしていてもキーが押しやすい
大きくて凸量のあるキーにしており、押し感がよく、着信応答やカメラの起動も使いやすくなっています。ただし、GRATINA4Gのようなキー面がタッチパッドになる機能は搭載されていません。僕もGRATINA4Gを使っていますが、このタッチパッドは特にWEBページを見るときとかに便利なんですよ。搭載されてなくて残念(涙)。
デュアルフロントスピーカーを2基搭載
屋外での利用を想定して、大音量デュアルフロントスピーカーを2基、テンキー側ボディの先端に搭載している。残念なことに出力はモノラルです。本体を閉じてもスピーカー部が露出しているので、音量を確保できる点はいいかもしれません。
オプションでハードホルダーあり
オプションとして、ベルトとカラビナ風フックが付いたハードホルダーが用意されるようです。ハードホルダーは本体左右側面にあるストラップホールを利用して固定され、ロックをかけると破損しない限り外れないそうです。これもゴツイ感じでいいですね!
気になる価格は?
機種変、MNP、新規のいずれの場合も月々の実質負担金は600円となります。
・端末価格 43,200円
・分割支払金 1,200円×36ヵ月(3年)
・毎月割 600円(3年間適用)
一括払いでも、分割払いでも毎月割が適用されるので、実質の端末価格は、21,600円ということですね。
この価格を高いと見るか、妥当な値段と見るか、どうでしょう?
まとめ。
スペック的にはGRATINA4Gとあまり変わらないですが、アウトドアでの使用を考えれば、「TORQUE X01」はガラホ最強と言っていいのではないでしょうか?!
僕はGRATINA4Gと格安SIMのスマホの2台持ちですが、ガラホ側に「TORQUE X01」、それと格安SIMでスマホかタブレットという選択肢もあるかな?
さらに、「TORQUE X01」を極限まで使い倒すために、こちらも要チェックです!
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きっと待ち望んでいた人も多いと思うので、あとは自分の使用環境と相談して決めて下さい!
それでは、また。