進学、進級の季節。この春、新中高生への入学祝いに格安スマホはどうでしょう!
卒業の季節、卒業式が終わると次に考えるのが、新入学の準備。
特に中学や高校へ進学する子どもにスマホを持たせようかどうしようか、僕もけっこう考えました。
高校生は今やスマホは必須アイテムとなっており、部活の連絡などもLINEで、というのが当たり前になりました。
さらには中学生も、部活で遅くなったり塾へ通い始めたりということで、今や半数ぐらいがスマホを持っているんじゃないでしょうか。
スマホは持たせたいけど、料金もバカにならないしな~。そんな時には格安スマホ&格安SIMという手もありますよ!
というわけで、そこそこの機能を持ちながら、なおかつ安い!というお勧めの格安スマホを厳選してみました。
格安スマホの世界ではHUAWEIとASUSが要チェック。
HUAWEI(ファーウェイ)
HUAWEI(ファーウェイ)というと、大手キャリアの端末しか使ったことがない人は、あまり聞きなれない会社だと思います。
HUAWEIは中国の通信機器メーカーです。な~んだ中国か、日本製には遠く及ばんわ、と思ったあなた、その考えはもう古いですよ!
HUAWEIは今や、サムスン(大手キャリアからも発売されているギャラクシーシリーズで有名な)を抜いて、アップルに次ぐ世界第2位のシェアを誇るメーカーです。はっきり言って、日本のメーカーを完全に凌駕しています。HUAWEIに対抗できる日本メーカーはSONYのXPERIAぐらいじゃないかと思うぐらいです。
HUAWEIは現在、次の3つのシリーズの端末を展開しています。
●mateシリーズ フラッグシップ
●Pシリーズ ハイエンドモデル
●novaシリーズ コスパ重視ミドルレンジ
この中から、つぎの2機種をセレクション。
❶Pシリーズの最新機種HUAWEI P9の価格を抑えた『P9Lite』
❷コスパ重視のnovaシリーズから『nova Lite』
ASUS(エイスース)
こちらは台湾のメーカーです。昔からPCのマザーボードの世界では最大手のひとつで、ノートPCや周辺機器で有名な会社です。ちなみに僕のデスクトップPCのマザーボードもASUS製です。
このASUSが展開しているスマホが、ZenFoneシリーズです。
Zenfoneは、スペック、デザイン、価格のバランスが良く、コスパの高さが受けて一気に知名度を上げて、日本での地位を確立しました。
そんなASUSからは、つぎの1機種をセレクション。
❶最新機種のZenFone3の価格を抑えた『ZenFone3Laser』
この3機種であれば、性能、価格とも申し分なし!
子供に持たせるスマホとして、なるべく価格を抑えた機種を選んでいますが、この3機種であれば、大人が持っても納得できる高性能です。僕も次に機種変更するなら、このあたりの機種にしようと思っているぐらいですから。
HUAWEI P9Lite コスパ最強マシン
アルミボディで高級感があり軽量、薄型でスタイリッシュ。
ディスプレイは5.2型、1,300万画素のカメラにはSONY製のセンサーを採用。
指紋認証も搭載して、中高生には十分すぎるスペック。
価格 | 22,000円~2万円台後半 |
OS | Android 6.0 ※注 |
CPU | kirin650(オクタコア) |
メモリ(RAM/ROM) | 2GB/16GB |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB) |
ディスプレイ | 5.2インチ |
カメラ(メイン/サブ) | 1,300万画素/800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
指紋センサー | ○ |
おサイフケータイ | × |
赤外線通信 | × |
※注.3月13日以降のソフトウェアアップデートにより、Android 7.0にバージョンアップ予定。
HUAWEI nova lite
P9Liteが角ばってスタイリッシュなデザインなのに比べて、より丸みを帯びたデザインでiPhone7を少し大きくしたようなデザイン。
ディスプレイは5.2型で指紋認証も搭載。こちらも中高生には十分すぎるスペック。
P9LiteよりもCPUが新しく、RAMが3GBになっているが、カメラ性能はP9Liteのうほうが優れる。
「価格.com」のスマホ人気機種ランキングでは、nova Liteが1位になっています。(3月12日現在)
価格 | 2万円前後 (2万円を切る場合も) |
OS | Android 7.0 |
CPU | kirin655(オクタコア) |
メモリ(RAM/ROM) | 3GB/16GB |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB) |
ディスプレイ | 5.2インチ |
カメラ(メイン/サブ) | 1,200万画素/800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
指紋センサー | ○ |
おサイフケータイ | × |
赤外線通信 | × |
ASUS ZenFone3 Laser
こちらもアルミボディで丸みを帯びた形状。
指紋が目立たないサラサラ加工で触り心地も良く、5.5インチと大きいわりに扱いやすいデザイン。
何と言ってもメモリを4GB、内部ストレージを32GB積んでいるのが◎。
どんなに高性能なCPUを積んでいてもメモリがショボければダメ。
カメラは『Laser』の名前の由来となる0.03秒「レーザーオートフォーカス」搭載。
これで3万円を切るなら、中高生と言わず僕が欲しいです!イチオシです!
価格 | 26,000円~28,000円程度 (場合によっては19,800円 ※注) |
OS | Android 6.0.1 |
CPU | Snapdragon 430(オクタコア) |
メモリ(RAM/ROM) | 4GB/32GB |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB) |
ディスプレイ | 5.5インチ(デカっ) |
カメラ(メイン/サブ) | 1,300万画素/800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
指紋センサー | ○ |
おサイフケータイ | × |
赤外線通信 | × |
注.UQモバイルで指定のプランに加入した場合の一括価格
まとめ。
おすすめの3機種を紹介しましたが、あとはどこの格安SIMを選ぶかによって、料金が決まります。それぞれの端末を購入できる主なMVNOをまとめると、つぎのようになります。
MVNO | HUAWEI
P9Lite |
HUAWEI
novaLite |
ZenFone3
Laser |
【mineo(マイネオ)】 |
○ | × | ○ |
【楽天モバイル】![]() |
○ | ○ | ○ |
【UQmobile】![]() |
○※注 | × | ○ |
【BIGLOBE SIM】 |
× | ○ | ○ |
【DMMモバイル】 |
○ | ○ | ○ |
【LINEモバイル】 |
○ | ○ | × |
【NifMo(ニフモ)】 |
○ | ○ | ○ |
※注.UQモバイルではP9Lite PREMIUMの取り扱い
期間限定でキャンペーンを行っている場合などは、ここで紹介した価格よりも安く購入できたりもしますので、いろんなMVNOを見てみた方がいいですね。
格安SIMのMVNO各社では、端末の一括購入の他に、各種プランとのセット販売も行っていますよ。ただ、せっかく格安SIMを使うなら、端末は一括購入してしまったほうがいいように思います。一括購入さえしてしまえば、大手キャリアのように2年間縛られることもなく、より条件のいいMVNOへMNPしてしまうこともできるので。
まあ、一括購入にせよ、端末セットの場合でも、大手キャリアの料金よりはかなり安くスマホを使えることは間違いありません。
もちろん、お子さんがぜったいiPhoneじゃないとダメ!となったらアウトですが・・・。
以上、新入学の中高生へのプレゼントにも最適な格安スマホの紹介でした。
いろいろお金がかかる時期ですので、スマホ代は節約するに越したことはありません。
ご検討のほどを!!